D・BOX工法
D・BOX工法とは
D・BOXの主な効果
- 地盤補強効果
- 機械・交通振動の低減効果
- 地震動の低減効果
- 液状化防止効果
- 凍上防止効果
D・BOXの主な特徴
- セメント他一切の固化材を使用しないため、環境に優しい。
- D・BOXは完全に水を通すため、土中に敷設した際、地下環境に影響を与えない。
- D・BOXは基本的に土粒子を包み込むだけなので、C02の排出量を軽減出来る(当社比)。
- 地盤補強と振動低減を同時に実現するため、コストパフォーマンスに優れる。
- D・BOX-SSは、ガイドゲージにより正確な寸法にて施工出来る他、D・BOX敷設後に中詰材を投入出来るため、袋の劣化を最小限に抑え作業も効率的。
- D・BOX-LSは、形状を維持したままでの一本吊りによる移動と、正確な敷設が可能なため、作業の大幅な効率化が可能。
- 基本的には表層改良による施工のため、地盤補強を効率的に施工することが出来る。
- D・BOXを敷設した周辺地盤の強度を上げることが出来る。
D・BOXの基本的な強度原理
袋に土を入れ上から荷重を加えると、袋が扁平し伸ばされる為、袋全体に張力が発生します。
その結果、土の粒子が内側に押し付けられ、土粒子聞に摩擦力が生じます。この張力を付加応力として発生した粒子聞の摩擦力という「のり」が、D・BOXの基本的な強度の源なのです。
D・BOXの内部拘束効果
各種D・BOXの内部には、拘束効果を高め、振動低減効果や点荷重などに 対する強度増加を実現するための拘束具が設置されています
特許・認定等
建設技術審査証明書(建築技術)
「内部拘束型形状保持式バッグによる平面地盤補強工法D・BOX工法(小規模建築物用)」
・BCJ-審査証明-266
NETIS新技術情報(振動対策、路床改良として登録)
・NETIS登録番号 KT-100098-VR
動画で見るD・BOX工法
液状化対策効果
D・BOXの耐液状化効果
施工完了までのながれ
作業手順
製品紹介
D・BOXには吊上げ式の大型タイプ(LS)と連結式の小型タイプ(SS)があります
D・BOX LS100/LS150
D・BOX-LS シリーズは、道路、造成工事、倉庫や仮設部などの大規模な工事に適した地盤補強と振動低減を効果的かつ効率的に実現出来る製品です。
D・BOX SS45/SS90
D・BOX-SS シリーズは、住宅や小規模な構造物、重機などの入らない現場などの使用に適した、地盤補強と振動低減を同時に実現する製品です。
保証
大手保証会社ハウスワランティの地盤保証付きD・BOX地盤改良を提供
開発元のメトリー技術研究所の講習を受講した専門の技術者による確かな施工。
県内でも数少ない地盤保証付きD・BOX施工を提供しています。
Q&A
- D・BOXの名前の由来は?
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区画分割された箱状の単位(Divided Box)という意味です。
もはや「土のう」と呼べないほどに進化している為、名付けられました。 - 対応する基礎形状は?
- ベタ基礎、布基礎、独立基礎に対応しています。
- 地盤保証の保証会社はどこですか?
-
大手保証会社ハウスワランティの地盤保証となります。
保証期間は最長で20年間つけることができます。 - 住宅以外の施工事例はどんなものがあるの?
- 公共の土木工事、工事用道路工事、沼地の工事、お墓の基礎工事等多様な現場で施工されています。
- 液状化防止効果について教えて?
- D・BOXの袋(ソイルバック)は水だけを通す性質があり、液状化現象の際の水圧を地上逃し、不同沈下を防ぐことができます。
- 施工機械は何を使うの?
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敷設するためにソイルバックを吊上げるためのバックホーと、転圧の為のランマーが必要です。
バックホー転圧も可能です。 - 使用砕石は何を使うの?
- 現場及び仕様用途によりますが基本的にはC-40かRC-40です。設計時に指定されます。